12日夕方、パッターニー県ノーンヂック郡内で、路上で待ち伏せをしていた三人組の男が、工場勤務を終えた16歳の娘を後部座席に乗せバイクで45歳のエビ養殖場で働くミャンマー人労働者男性を射殺し首を切断した上で、切断した頭部を持って逃走するという事件が発生しました。 事件発生現場は、男性が働くエビ養殖場内にある宿舎から約400m離れた場所。 後部座席に乗っていた娘は、父親が殺害された際に布きれで目隠しをされていたようですが、身体に危害を加えられることは無かったようです。 また、13日10時頃には、ナラーティワート県タークバイ郡内で、警察官宿舎の建設作業に従事していた50歳の建設作業員男性が現場に向かうためにバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 一方、パッターニー県の警察当局は、新興分離主義組織のRKKによる訓練を受けた女性を実行犯にした自動車・バイク爆弾による破壊活動が計画されているとの情報に基づき、警戒を強化した事を明らかにしています。
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