10日6:30頃、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡中心部にある市場付近に仕掛けられた携帯電話を利用した遠隔起爆式の爆発物が爆発し、付近で托鉢中だった僧侶1人が軽傷を負いました。 現場は、タイ国鉄スンガイ・ゴーロック駅の正面で、一味側は托鉢僧及び警護にあたる当局関係者に危害を与える目的で爆発させたと見られているようです。 当局側は、非公然分離主義組織の一つであるパッタニー・マレー国民改革戦線(BRN)の創立記念日である10日にあわせた犯行との見方を強めているようです。 一方、先立つ10日0時過ぎ頃には、パッターニー県ノーンヂック郡内で30歳の村自警組織に所属するイスラム系住民男性が学校周辺のパトロールを終えバイクで帰宅中に、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 銃撃した一味側は、男性の死亡を確認した後に男性が所持していた銃を盗み逃走しているようです。
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