パッターニー県中央イスラム教委員会委員長のウェードゥーラーメー・マミンヂ師は9日、新国務大臣にアーリー・ウォナーラヤ氏の任命は南部問題解決に光明をもたらすとして、歓迎する意向を表明しました。 ウェードゥーラーメー師は発言の中で、過去に南部国境三県内で郡長、県知事を歴任し、またこれまでに頻繁に地域の宗教指導者との間で情勢に関する情報交換を行うなど、地域の問題に熟知し、更に地域における教育問題の解決に尽力してきたアーリー氏を国務大臣に抜擢した事は最高の人選であると絶賛していました。 また、副国務大臣に抜擢されたバンヤット・ヂャンセーナ氏に関しては、過去に地域内の県知事やタクシン政権によって解体された南部国境県行政センターの責任者を歴任してきた人物として適切な人選だったとの認識を示しました。 一方、アーリー氏がタイ・ラック・タイ党に所属する前に所属していた民主党のステープ幹事長は、国務省次官を歴任してきたイスラム教徒でもあるアーリー氏は、中立性を旨に南部問題の解決に尽力できる人物であると評価していました。
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む