民主党所属元パタルン県選出下院議員のナリット・カムヌラック氏は8日、ソンティ陸軍司令官がブゥーサートゥー及びパッターニー統一解放機構と対話する方針を明らかにしている事に関して、南部問題解決の糸口を探る上でも意義があるとして支持を表明した上で、陸軍関係者に対して、国内及び国際社会に混乱をもたらさないためにも対話内容は情勢が正常化するまで機密事項として扱い公表するべきではないと指摘しました。 一方、一部報道でマレーシアのマハーティール元首相の仲介で同国のランカウイ島内で分離主義組織関係者と陸軍関係者(報道によりタイの当局関係者)との間で既に二回に渡って対話の場が持たれていたと伝えられている事に関して、マハーティール元首相に近い筋は8日までに、2005年10月から12月にかけ2回話し合いの機会が持たれた事を確認しているようです。 この件に関して、マハーティール元首相自身は、既に自分の役割は終わり後はタイ当局側の出方次第だと発言しているようですが、タイの陸軍筋は解決の糸口を見いだせる様な話し合いでは無かったと発言しているようです。
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