スラユット首相は6日、現在行っている組閣作業を7日若しくは8日までに終了させる方針を明らかにすると共に、組閣後の閣僚メンバーに対する批判を甘んじて受ける意向を明らかにしました。 尚、組閣の終了日程が前倒しになった背景に、閣僚ポストを巡った激しい売り込み合戦を早期に終わらせたいとの意向があったとも言われているようです。 因みに、ABACポールが6日明らかにした首都圏在住の1,214人を対象に行った意識調査結果によると、回答者の75.7%が良いイメージの新内閣誕生に期待を寄せる一方で、42.5%の回答者が閣僚ポストを巡った激しい売り込合戦があったと認識していると回答しており、閣僚の顔ぶれ如何では、一度は政変を支持した層まで失望させてしまうリスクをスラユット首相が負っている事を物語る調査結果になっていました。 一方、組閣絡みでは、6日までに元防衛副大臣のブンロート・ソムタット大将が入閣要請を受諾し、防衛大臣に就任すると見られている他、元民主党所属のウィヂット・シーサアーン氏が教育大臣ポスト、BIOTECのヨンユット・ユッタウォン氏が科学技術大臣のポストへの就任要請を受諾した事が明らかになっています。
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