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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2006-10-03 01:13 2006-10-02 23:13

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

タイ・ラック・タイ党、党幹部の党離脱相次ぐ

 日和見主義者の集合体だった事を物語るかのように、2日までに次期国連事務総長ポストを目指すスラキアット・サティヤンラタイ氏が9月24日に副党首を務めていたタイ・ラック・タイ党に離党届を提出し党を離脱していた事が明らかになった他、ワン・ナム・ヨム派閥のソムサック・テープスティン氏を初めとする党幹部が続々と党に離党届を提出している事が明らかになっています。  2日までに党を離脱した事が確認されている幹部には、スラキアット氏やソムサック氏の他に、CP財閥系のワタナー・ムァンスック氏、元下院副議長で旧新希望党系のスチャート・タンヂャルゥン氏、元首相府大臣でアピシット民主党党首の年上の従兄弟としても知られるスラナン・ウェーッチャーチーワ氏、元情報通信技術大臣でサノ・ティヤントーン氏系のワン・ナム・イェン派閥に一時所属していた事でも知られるのソロアット・グリンプラットゥン氏、元スポーツ・観光大臣で前政権崩壊時には首相顧問を務めていた、タイを代表する大物マフィアの息子としても知られるソンタヤー・クゥンプルゥム氏等の名前が挙がっており、またチャート・パッタナー党を解党し党に合流した元副首相のスワット・リプタパンロップ氏や元運輸副大臣で、嘗ての学生運動のリーダーの一人としても知られていたプミタム・ウェーチャヤチャイ氏、元公共保健大臣で旧セーリータム党系のピニット・ヂャルソムバット氏の党離脱も時間の問題と見られているようです。  尚、配下の党員を率いて2日に離党届を提出したソンタヤー・クゥンプルゥム氏は、古巣であるチャート・タイ党に復党する方針を明らかにしていたようです。  タイ・ラック・タイ党に関しては、先に民主改革評議会が解党の判断が下された党の幹部に対しては、向こう5年間選挙権を剥奪する旨記載された法律の有効性を再確認して以来、党解党により政界に返り咲く道を閉ざされることを畏れた幹部の間で党離脱の動きが伝えられ、これまでに元ウタラディット県選出下院議員のサラン・サランゲートゥ氏、元財務大臣補佐官のルゥンルゥアン・ピタヤシリ氏の党離脱が確認されていました。  尚、同様に憲法裁判所に解党の判断を求められている民主党内では同様な動きは確認されていないようです。  一方、2日までに少なくとも80人(報道により100人)以上の幹部を含む党員がタイ・ラック・タイ党から離脱したと伝えられている事に関して、同党に私怨を抱く元ワン・ナム・イェン派閥リーダーのサノ・ティヤントーン氏は、タイ・ラック・タイ党が分裂するとは気分がいい話だと話していたようです。【Coup D'etatの最新記事】
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