2日未明4時頃、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、女が路上脇にある公衆電話ボックスに火を放つと共に付近に爆発物を仕掛け、更に8時頃に当局関係者やマスコミ関係者が現場に到着した所を見計らって爆破させるという事件が発生しましが、幸いマスコミ関係者の車両に些少な損傷を与えただけで、人的な被害は確認されませんでした。 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式のものと見られているようです。 パッターニー県県都内では2日未明に、イスラムの礼拝を終えた50歳の警察官がモスク前で人数不明の一味に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。 重傷を負った警察官は、チュムポン県内の警察署に所属しており、当日は家族に会うためにパッターニー県に帰省していたようです。 一方、スラユット暫定首相は2日、組閣が終了するまで南部に訪問する予定が無いことを明らかにしていました。 また、組閣終了後に真っ先に南部に行くのかとの質問に対しては、関係機関と協議の上で日程を決めると語るに留めていました。
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