24日朝、前夜から暫定首相私邸近くの路上に駐車してあった車の車内から爆発物と思われる不審物が発見され、クルントン橋を含む周囲の道路を完全に通行止めにして処理を行う事態になりました。 また、発見される前に、近所の住民が当該車両付近から爆発音らしき音を聞いていたとの報道もあります。 尚、一部報道は、問題の車はタクシン暫定首相私邸近くを走行中に警備関係者から停止を命じられた際に、警備関係者の車両の追跡を交わしながら逃走し、現場付近で車を乗り捨て、運転手が逃走していたと報じています。 また、問題の車は二ヶ月以上前から暫定首相私邸付近で度々目撃され、当局側がマークしていた模様。 現場はクルントン橋とバーンプラットの交差点の間約300メートの場所で、首相私邸があるソーイ・ヂャラン・サニッタウォン69にも近い場所。 尚、処理は10:30頃までに終了し、車の中から1ポンドTNT火薬が入った箱2箱やガソリン、尿素系肥料等が積載されていた事が確認されているようです。 また、この事件に絡んで、当初逃走中と伝えられていた車の運転手の身柄が拘束され、バーンパラット署内で事情聴取が行われている模様。また、一部の報道によると運転手は陸軍中尉クラス。 一方、今回の事件を受けタクシン暫定首相は、国内安全保障担当副次官のワンロップ・ピンマーニー大将(グルゥーセ・モスク事件の現場指揮総責任者だった事でも知られる)を即日付けで更迭しています。一部報道によると、逮捕された陸軍中尉クラスの人物は、国内安全保障部門に所属しワンロップ大将に近い人物と目されている模様。 (タイ時間 11:50掲載 13:55最終更新)
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