タイ国際航空の労働組合は9日、9月28日に予定されている正式開港に先立って9月15日に国内線をスワンナプーム新国際空港に移転させるとする政府側の方針に反対する声明を発表しました。 声明について労働組合側は、従業員側がまだ新空港の新システムに不慣れであると事だけでなく、定期便の利用者、特に国内線の国際線を乗り継ぐ旅客の混乱さけ、また、現在国際線とリンクして運用されているシステムの一部を別の空港に移動させることによって起こりえるトラブルによる混乱を避けるためにも国内線・国際線同時移転が好ましいと指摘していました。 一方、タイ国際航空は9日、9月15日に国内線3路線、合計5便のみを新国際空港に移転させる方針を明らかにしています。 移転が計画されている路線は、スワンナプーム - ピッサヌローク間(一日3便)、スワンナプーム - チァン・マイ間(一日1便)、スワンナプーム - ウボンラーチャターニー間(一日1便)で、8月10日から搭乗券の販売を開始する予定になっているようです。また、当該路線の機内でアンケート用紙を配布し、利用客の意見を聞く予定でいるようです。 また、9月1日に予定されている国際線を利用した試験フライトに関しては、スワンナプーム - 香港間の路線で行う予定で、現状では一般旅客を募集せずタイ国際航空関係者を搭乗させて行う予定でいるようです。
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