ゴーウィット国家警察本部本部長は9日、非公然分離主義組織であるパッターニー統一解放機構(PULO)の関係者が、南部独立を勝ち取るために今後も当局者を狙った攻撃を続けるとした上で、攻撃のターゲットをバンコクやプーケット等にまで広げる可能性を示唆したと伝えられている事に関して、単なるPULO側の喧伝にしか過ぎず、何ら懸念を抱く必要は無いと切り捨てました。 また、前後してタクシン暫定首相は、PULOは分離主義組織ではなく、言うだけ言って何もしない煽動主義組織でしかないと切り捨てていました。 これは、自称PULOの幹部の男性がBBCとの
インタビューの中で、自身の南部に於ける一連の攻撃との関わりは否定した上で、パッターニー国の独立を勝ち取るためには(無実の者ではなく)当局への攻撃を続け、タイ政府を直接交渉のテーブルに引き出すことが重要であるとし、今後は攻撃のターゲットをバンコクやプーケット等にまで広げる可能性を示唆した事を受けたもの。尚、自称幹部の男性はインタビューの中で、ジェマー・イスラミアやアル・カイーダ、ヒズボラ等の組織との関係は100%無いと断言できると語っていたようです。
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