「山下本気うどん」を運営するガーデン(東京都新宿区)は8日、タイのエス・スター・ホールディング(S Star Holding)と、合弁会社シンハー・ガーデン(SINGHA GARDEN)を11月に設立する合弁契約を締結したと発表した。来春を目処に、合弁会社が運営する「山下本気うどん」1号店をバンコクで開業する予定。
同社によると、エス・スター・ホールディングは、飲料・食品製造販売を手掛けるシンハー・コーポレーションの子会社。1号店の出店を皮切りに、3年で5店舗程度の出店を目指す。
調印式には、シンハー・コーポレーション親会社のブンロード・ブリュワリー(BOON RAWD BREWERY)のナイヤノブ・ピロムパクディー副社長や、ガーデンの川島賢代社長、日本国大使館の大鷹正人大使が登壇した。
ガーデンは、成長戦略の1つとして海外展開を設定。今年9月時点で、タイとマレーシアに「壱角家」ブランドを展開。うどん人気が高まるタイに注目し、合弁会社を設立した。
「山下本気うどん」は、タレントのインタビューマン山下さんが2012年、目黒駅近くで立ち上げた讃岐うどん店。2017年6月にライセンス契約後、商標を買い取り、同社が自社ブランド化した。