バーベキュープラザは、今年中に13店舗で、午前5時まで営業する深夜営業を展開する。また、1人客向けのダイニングモデル店をバンコクの商業施設セントラル・パークにオープンし、ビジネスマンの朝食やランチタイムの集客を目指す。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、バーベキュープラザを運営するフードパッション社のルアンチャイ最高執行責任者は、個人で需要が異なる点を重視した「One size fits one(1人1人に会うサイズ)」コンセプトに基づき、店舗モデルを調整したと話した。
1人客向けダイニングは、セントラル・パークで先行導入。店舗面積は約80平方メートル。ルアンチャイ氏は「以前なら、この規模の店舗スペースでは出店を断っていた。現在は通常規模や1人向け、深夜営業などマルチモデル戦略を推進して柔軟に対応している」と語った。
同店では、1人で4人用テーブルに座ったり、セットメニューを注文したりする気恥ずかしさに配慮し、座席とメニューは1人客向けに設計した。
一方、今年10店舗の開店を目指していた深夜営業店は、年末までに13店舗に拡大する。最新店舗はペッカセム通りのビクトリア・ガーデンズにオープン。コミュニティモール内のセミスタンドアローン型店舗で、出入口がモールに干渉せず、トイレが店舗内にある点などを考慮して出店した。
来年末までにさらに7店舗をオープンし、計20店舗を展開。バンコク都心部全体をカバーする予定。ターゲット顧客は、家族連れや会社員、フリーランスやショッピングモールスタッフだという。