米半導体大手のエヌビディア(NVIDIA)はタイへの投資を検討し、12月にはCEOのジェンスン・フアン氏がバンコクを訪問する予定だという。
プラチャーチャート・トゥラキットなど現地メディアは、米ブルームバーグが報じたピチャイ・ナリプタパン商務大臣のインタビューを報道。ピチャイ商務相はエヌビディアの詳細な投資計画を明らかにしなかったが、12月のジェンスン氏の訪タイの際に正式な計画が発表される予定だ。
ピチャイ商務相は、エヌビディアの投資により、サプライチェーン内の関連企業のタイ向け投資を促進する可能性があると指摘。タイ向け投資が2014年のクーデター前の水準まで回復し、10年間で失った機会を取り戻すのに役立つと述べた。
同氏は「タイ経済の見通しは明るい。そしてこれは始まりに過ぎない」とブルームバーグのインタビューに語った。