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　プラチャーチャート・トゥラキットの27日付報道によると、タイ投資委員会（BOI）は、大手電子部品メーカーの村田製作所のBOI申請を認可した。村田製作所は総額80億バーツを投じ、積層セラミックコンデンサ（MLCC）の生産に乗り出す。

　報道によると、村田製作所は北部ラムプーン県の工業団地に生産工場を建設。生産能力は年間900億個。10月に操業を開始し、2000人以上の雇用を創出する。同社の海外生産工場は、中国とシンガポールに続き3カ所目。
　
　MLCCは同社の主力製品。スマートフォンやノートパソコン、電気自動車（EV）などに不可欠な電子部品。EV車両1台あたり約3000～8000個、スマートフォン1台あたり500～1000個必要で、需要が増加している。

　村田製作所は1988年、タイにムラタ・エレクトロニクスを設立。タイにアジア子会社の本部事務所を置いている。

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