流通大手セントラル・パタナ(CPN)は、今月31日にタイ初の大型アウトレットモール「セントラル・ヴィレッジ」をオープンすると発表した。セントラル・ヴィレッジは、バンコク隣県のサムットプラーカーン県のスワンナプーム国際空港近くで、プロジェクト総額は50億バーツを超える。
タイ地元紙によると、このアウトレットモールには、国内外の約130の人気ブランドを集めた。年間来場者数は600〜1000万人、このうち65%がタイ人、35%が外国人となると見込んでいる。
セントラル・ワールド・プラザ(CWP)、BTSウドムスック駅、ノボテルホテルスワンナプーム国際空港などから無料シャトルバスを運行する。
スワンナプーム国際空港近くには、米アウトレットモール開発大手のサイモン・プロパティ・グループとタイ地場でサイアム・パラゴンなどのショッピングモールを運営するサイアム・ピワットの2社による合弁会社サイアム・ピワット・サイモンが現在開発中の大型アウトレットモール「サイアム・プレミアム・アウトレット」も早ければ年内にオープンする予定となっている。
郊外の大型アウトレットモールは、タイではこれから競争が激化していくものとみられている。