タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信 タイ株　タイ経済情報

　住宅開発大手のアナンダ・デベロップメント（ＡＮＡＮ）は、三井不動産と共同でバンコク都内サパーンクワイ地区で開発を予定していた「Ideo Q」ブランドのコンドミニアムの建設計画を中止すると発表した。

　タイ地元紙によると、このコンドミニアムは６月に予約販売を開始したが、タイ国内経済の悪化、市場のニーズにうまく合わなかったこと等から、当初の目標を下回る販売結果となった。既に予約販売は中止しており、予約購入をした人には返金する。

　アナンダが手がける高級ブランドで、１平方メートル当たり２２万バーツからと同地区の相場よりかなり高額だったことが特に売れ行きが悪かった理由のようだ。

　この計画は、完全に中止するわけではなくコンセプトなどを再度見直した上で、改めて計画を発表する予定だそうだ。