タイ運輸省が、スワンナプーム国際空港のタクシー料金について、値上げを検討しているようだ。
カオソッド紙によると、プラチン運輸相は、陸地輸送局、エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)らと会議を行った。
検討された値上げ方法については、タクシー利用者のカバンの個数に応じて追加料金、現在利用者が支払っている空港タクシー利用料50バーツの引き上げなど。
今回は意見の食い違いによって結論は出なかったものの、今後値上げの有無も含めて検討していくとのこと。
同紙は、4ドアタイプのタクシーは空港タクシー利用料を現行の50バーツから60バーツに、5ドアタイプのタクシーは50バーツから90バーツに引き上げる可能性が高いと見ている。
先日邦人男性が同空港のぼったくりタクシーの問題をインターネット上に投げかけ話題になったが、逆に度々ぼったくり問題が出てくるタクシー関係者らは、ぼったくりを起こさないような料金に値上げするよう政府に訴える動きが見られる。