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　バンコク首都圏では人件費や地価の高騰によって、１００万バーツ以下の新築の住宅販売がなくなるようだ。

　タイ地元紙によると、不動産開発大手のプルクサー・リアル・エステート（ＰＳ）トーンマー代表取締役は、インフレや最低賃金の引き上げの影響などから、来年には住宅開発コストが５－１０％程度上昇するものの、同社は販売価格を２－３％引き上げる程度に抑える方針としている。

　現在供給されている低価格（１００万バーツ以下）の物件について、現在供給されている物件のうち１０％程度が１００万バーツ以下の物件だが、数年以内にその価格での販売は不可能となると予測している。