昨日(17日)TV放送された英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」のタイ版「タイランド・ゴット・タレント」で、女性出演者のデモンストレーションが物議を醸している。
問題となっている女性のデモンストレーションは、上半身裸になった後に全身にペンキのようなものを浴びて、キャンバスに全身をぶつけ塗りたくるというパフォーマンスアートの一種で、保守的なタイ人を中心に卑猥ものを合格にするべきではないと批判が出ている。
3人の審査員のうち、女性審査員からはタイの文化的に問題だと徹底的に批判されたものの、男性審査員2人から芸術的に評価できるとし合格となった。
これについてネット掲示板パンティップでの反応は、
「何を見せたいのかわからない芸術。(中略)こんな裸のショーならパタヤのゴーゴーバーのダンスと変わらないだろう。芸術だといわれるとね。とても不愉快だ。」
「その絵(パフォーマンスで書かれた絵)はどこが綺麗なんだろう?子供の落書きと同じようなものだし、(中略)審査員がアホなのか番組制作会社が視聴率欲しさにやったのか。芸術でもなんでもないし、アホくさい。」
などと合格に批判的なものが多いものの、一部では
「文化的に相応しくないというのなら構わないが、ベンスさん(女性審査員)の態度が気に入らない。わざとらしすぎます。それに昨年放送した男性の卑猥な踊りは、今回よりもっとひどいものだった。(中略)男の全裸は大丈夫だと言わないでくださいよ。」
といった女性審査員への批判も見られた。
今回放送された問題の部分
以前放送された同様の問題