タイ観光協会連合会(FETTA)のジャルーン氏は、一連のタイ国内における政治情勢が観光産業に対し与えた影響が次々と出てきていると述べた。
タイ地元紙によると、諸外国でのタイ国内情勢に関する報道が、タイ人と外国人の間にある信頼感を壊し、外国人のツアー旅行が停滞したことを受け、今後、タイ国内の観光産業が停滞するとの見通しを示している。
今年の外国人観光客数は、当初の予測では1550万~1600万人を見込んでいたが、1千万人を割る見込み。また、タイ人観光客も、この3~6ヶ月以内に海外旅行にあまり出掛けなかったことから、今年のタイ人海外旅行者数も減少すると予測される。
タイ人海外旅行者数は550万人(約2500億バーツ)の見込みだったが、450万人(約1800憶バーツ)に減少する見通し。
同氏は「今回の政治問題の影響は、去年の空港占拠時より2倍ほど酷い」とも述べた。