タイ政府が、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が占拠を続けるラーチャプラソン地区周辺への電気及び水の供給中止を取り止めたことから、新たに在タイ日本大使館より注意喚起が行われています。
以下在タイ日本大使館より注意喚起
反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月12日18:00現在)
1.タイ政府から本日夕刻の連絡によると、タイ政府が本日24時をもって実施するとしていたラチャプラソン交差点、ラチャダムリ通り、ラマ1世通り、プルンチット通り付近の地域に供給されているインフラ(電気、水道、電話)及び公共交通機関(BTS、バス、運河連絡ボート)の封鎖については、本日は行わないことにしたとのことです。
2.他方、治安当局はデモ周辺地域の出入りのチェックを強化しています。また、これらの封鎖措置が今後、何時、どのような形で発動されるか明らかになっていません。ついては、引き続き報道等よりの情報収集に努めてください。
3.この政府側のインフラ等封鎖の発表を受けてUDDは、反発を強めていますので、UDDが集会により占拠している地域(ラチャプラソン交差点~サラデーン交差点を中心とする地域(大使館ホームページ地図参照)の近くに滞在する在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、厳に不要不急の外出は控えて下さい。