タイの選挙管理委員会(EC)は14日午後、2024年の上院議員選挙における不正疑惑で、上議員26人を含む77人を最高裁判所に付託すると決定した。不適切な候補者の紹介や、利益の要求と受領の疑いがあると判断した。現職の下院議員や政党幹部は含まれていない。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、選管は、組織的な票の操作や共謀容疑で、427人を対象に審理していた。選管のナロン委員長によると、最高裁への付託を決定した77人のうち、現職上院議員は26人、上院選挙の投票資格者は36人、その他の個人が15人。
タイの現職首相でタイ誇り党党首のアヌティン・チャーンウィラクン氏や、タイ誇り党幹部も審理対象だったが、いずれも容疑への関与を否定している。
選管は、60日以内に上院選挙調査に関する結論を最終決定し、さらに60日以内に最高裁判所へ訴状を提出する必要がある。最高裁が訴状を受理すると、訴訟に名前の挙がった現職上院議員は、判決が出るまで職務停止となる。