タイ商務省は、低品質製品と違法外国企業の問題解決のため、対象4県で取り締まり強化を実施している。ピチャイ商務相は、2024年9月から2025年5月までに、違法製品の犯罪者の取り締まりが5万7739件、損害額は総額22億8700万バーツだと報告した。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、ピチャイ商務相は、外国製品・外国企業の法律違反対策委員会の会議後、取締の進捗状況を報告。
2024年9月から2025年の5月まで、違法製品の犯罪者の取り締まりが5万7739件、損額額は22億8700万バーツを超えた。1500バーツ未満の商品に対し、18億7500万バーツの輸入税を徴収。
オンラインプラットフォームから違法商品約1万4976品を削除し、861事業者を排除。損害額は総額152億9600万バーツだった。
ピチャイ商務相は、原産地偽装や輸入データ改ざん防止のため、国際貿易振興局と工業局に、輸入製品データの照合や調査システムの共同開発を指示。資金洗浄対策局は、資金洗浄対策法の改正を提案中。
また、調査の結果、名義株主となる危険性がある法人は4万6918件。タイの法律は外国人の株式保有率を0.001~49.99%に制限しており、ピチャイ商務相は、1年以内に調査を完了するよう関係機関に指示した。