在福岡タイ王国総領事館は2025 年 5 月 13 日、タイ国政府観光庁(TAT)福岡事務所と共同で、第 6 回「タイフェスティバル福岡 2025」の記者発表を行った。ゴーソン・サティタマジット総領事は、過去最多のブース出展などイベントが進化していると話した。
同総領事館によると、第6回タイフェス福岡は、2025 年 5 月 24 日(土)・25 日(日)の 2 日間、福岡市天神中央公園・貴賓館前エリアで開催する。入場・ステージ観覧無料。
両日ともに、タイから来日したアーティストらによる伝統芸能公演や音楽ライブ、タイの観光紹介などのステージイベントを開催。人気の「お楽しみ抽選会」では、特賞としてタイ・エアアジアまたはタイ・ベトジェットエアの福岡~バンコク間ペア往復航空券を用意。 1 日 1 組(2 人)、2 日間で計 4人にプレゼントする。
ゴーソン総領事は、今回のイベントの「3つの進化」として、出展ブースと招聘アーティスト、広報・PR活動について紹介。ブース出展数は過去最多の 34件で、タイ料理やドリンク、物産、観光・製品の PR ブースなど充実のラインナップだと強調した。
また、今年のイベントのテーマ「Creative Thailand」に沿ったタイのアーティストを招聘。タイで活躍する DJ 兼音楽プロデューサー「BOTCASH(ボットキャッシュ)」が福岡で初公演する。BOTCASH は、タイの伝統楽器を電子音楽と創造的に融合させることで知られている。
同総領事館は、新たな広報・PR 活動として、公式 Instagram アカウント「Thaifes.fukuoka」を開設。地下鉄と西鉄電車駅で、ポスター掲示やタイフェスの記念品が当たるゲーム企画などを実施する。
TAT福岡事務所のスダポーン・ワラポン所長は、「まるでタイにいるかのような雰囲気」を来場者に体験してもらうため、DIY アクティビティや「フン・ラコーン・レック(タイ人形浄瑠璃)」の上演、タイの有名レストラン「Savoey(サボイ)」による「ゲーン・プー・バイチャプルー(蟹とチャプルー葉のカレー)」の調理実演など、多様なプログラムを準備していると述べた。
ゴーソン総領事は「九州の皆さん、たくさんの方にご来場いただき、タイの雰囲気、楽しさ、タイの食や飲み物、製品を通じてタイについてより深く知っていただければと思います。文化公演や多彩なステージイベントもぜひお楽しみください」と話している。