タイのピチャイ商務大臣は、5月14~16日に韓国を訪問し、済州島で開催されるAPEC貿易担当大臣会合に出席する。タイは複数国と米国関税への対応について協議する予定で、注目が集まっている。
カオソッドの報道によると、同会合は「持続可能な未来の構築」を主要テーマに、予測可能な自由で安定した貿易・投資環境の促進、デジタル革新を実現させるための環境整備、クリーンエネルギーへの移行加速などを優先課題として取り上げる。
会合では、アジア太平洋地域のAPEC加盟国21カ国と、米国の追加関税について対抗措置を協議する予定。
APEC加盟国は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、フィリピン、タイ、中国、香港、台北、パプアニューギニア、メキシコ、チリ、ペルー、ベトナム、米国、ロシアの21カ国。