交通事故が増加するソンクラーンの危険な7日間(4月11日~17日)の合計交通事故件数は1538回で、前年比24.8%減少した。死者数は同11.9%減の253人、負傷者は同27.4%の1495人で、件数・死者数・負傷者数共に減少した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、アヌティン内務相は「前年に比べて大幅に減少した。各部門の交通安全への協力と、集中的な活動の結果だ」と感謝を示した。
都県の事故件数は多い順に、パッタルン(63回)、ラムパーン(52回)、ナラーティワート(49回)。負傷者の多い都県は、パッタルン(61人)、ラムパーン(58人)、ナラーティワート(53人)。死者の多い都県は、バンコク(19人)、ピッサヌローク・サケーオ・チエンラーイ(各10人)、ナコンラーチャシーマー(9人)。
死者ゼロの都県は、ナコーンナーヨック、ピチット、プーケット、ラノーン、サトゥーン、シンブリーの6県。
事故原因は、スピード違反41.7%、飲酒運転23.9%、急な割り込み19.4%。多かった危険行為は、ヘルメットの未装着63.3%、スピード違反19.3%、飲酒運転18.9%。
最も事故率の高い車両はバイク(83.3%)。事故率が高い場所は、村や地域内の道路(30.2%)。事故率が高い時間帯は午後3時~午後6時(20.7%)と、午後6時1分~午後9時(20.2%)。死傷者が多い年齢層は20~29歳(19.2%)。
法律に基づく取り締まり対象となったのは6405件で、飲酒運転が最多(6100件)だった。飲酒運転が多い都県は、バンコク(406件)、サムットプラーカーン(351件)、チェンマイ(302件)だった。