タイのネット通販で販売されている「偽シートベルト」が交通事故増加の一因になっていると話題になっている。マティチョンが報じた。
テクノロジー企業のポンプロム氏は、自身のフェイスブックページ「Pongprom Yamarat」で、実際に発生した事故の画像を投稿して注意喚起。事故後の車両内部では、衝撃で作動したとみられるエアバッグに血痕があり、シートベルトのバックルには偽シートベルトが差し込んであった。
偽シートベルトをバックルに差し込むと、未着用を知らせる警報が鳴らなくなるという。
ポンプロム氏は、エアバッグがあればシートベルトを着用する必要が無いと誤解している人が多いと述べ、偽シートベルトの販売を取り締まるよう政府に訴えた。数年前から通報があるが、改善していないという。
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