地域密着型のシティガイド雑誌タイムアウトが公表した「2025年の世界最高のグルメ都市トップ20」で、タイのバンコクは昨年の6位から順位を上げ、2位にランクインした。「美味しさ」「スピード」「豊富な種類」が評価された。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、タイムアウトは都市住民を対象に、幸福度やナイトライフ、利便性など生活に関するアンケートを実施。また食事の豊かさは街の重要な要素になるため、各都市のグルメ事情についても18基準から調査した。
タイムアウト誌によると、1位に選ばれたのは米国ルイジアナ州ニューオーリンズ。フランスやスペイン、ベトナム、アフリカなど多様な地域から影響を受けた豊かな歴史があり、住民の93%が街の外食を高く評価した。
2位のバンコクは食の街として優秀で、高級レストランだけでなく、蛍光灯の下で食べる3ドルの食事も素晴らしいと評した。最高の料理が深夜2時でも購入できるなど、いつでもどこでも簡単に調達できる点が評価された。
住民の86%がバンコクの食事を「美味しい」「素晴らしい」と回答。屋台の評価については多い順に「美味しい」「早くて便利」「種類が豊富」との回答があった。
[世界最高のグルメ都市20]
1位:ニューオーリンズ(米国)
2位:バンコク(タイ)
3位:メデジン(コロンビア)
4位:ケープタウン(南アフリカ)
5位:マドリード(スペイン)
6位:メキシコシティ(メキシコ)
7位:ラゴス(ナイジェリア)
8位:上海(中国)
9位:パリ(フランス)
10位:ジャカルタ(インドネシア)
11位:マラキシュ(モロッコ)
12位:リマ(ペルー)
13位:リヤド(サウジアラビア)
14位:ムンバイ(インド)
15位:アブダビ(アラブ首長国連邦)
16位:カイロ(エジプト)
17位:ポルト(ポルトガル)
18位:モントリオール(カナダ)
19位:ナポリ(イタリア)
20位:サンホセ(コスタリカ)