タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の発表によると、2025年2月のタイ消費者物価指数(CPI、430品目、2019年=100、速報値)は100.55で、前年同期比1.08%上昇した。食品価格の上昇が主な要因。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、前月比では0.02%増。1~2月の平均CPIは前年同期比1.20%増。特に生鮮果物や調味料、ノンアルコール飲料、調理済み食品の価格が上昇した。
食品・飲料以外では、ディーゼルオイルや電気料金、航空院賃の上昇が主な上昇要因となった。
TPSOのプーンポン局長によると、生鮮食品とエネルギーを除いた2月のコアインフレ率は101.25で、前年同月比0.99%増。前月比では0.83%増。
また世界128経済圏の1月CPIで、タイは低インフレグループに位置。世界では23番目、ASEAN8カ国では4番目に低くなっている。
プーポン局長は第1四半期のインフレ率について、前年比1.1~1.2%と予測。第2四半期は同0.5%、2025年通年は0.3~1.3%としている。
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