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　3日午後0時30分頃、タイ東部トラート県のチャーン島にある有名な幽霊船ホテル「グランド・グラーナ」で火災が発生した。消防隊が消火活動を行ったが、火は4時間以上燃え広がり、7階建ての船体はほぼ全焼した。

　タイラットなどの報道によると、船体は鉄と木材で窓も狭く、消火活動は困難を極めた。　ホテル従業員によると、火災発生当時、外国人旅行者5人が船内を見学中だった。他の従業員から火災発生の知らせを受け、急いで避難して消防へ通報したという。全室に燃えやすい布類や家具があり、火災を制御できなかったという。

　複数の従業員の証言によると、3日午後は花束を吊して旅行者を歓迎するため、鉄鋼の溶接作業をしていた。警察は溶接が火災原因になった可能性があると見て、調査している。