タイ工業省工業経済局(OIE)の発表によると、2026年6月の製造業生産指数(MPI、基準年2026年=100)は94.99で、前年同月比3.1%減少した。低下は3カ月連続。設備稼働率は57.61%。自動車と石油の生産低迷が要因。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、2026年第2四半期では、前年同期比1.79%減の95.96。設備稼働率は57.47%。同局のスパキット局長は、「砂糖や石けん、化粧品などの消費財や生活必需品の内需の緩やかな回復の下支えを受けた。政府の景気刺激策タイ・ヘルプ・タイ・プラス事業が奏功したと説明した。
6月のプラス要因となった産業は、基礎化学(22.35%増)、ペットフード(10.73%増)、砂糖(19.83%増)。マイナス要因となったのは、自動車(12.59%減)、石油精製製品(7.97%減)、パーム油(33.24%減)。
7月の経済・産業早期警戒システムでは「正常」を示した。中東戦争が再燃し、製造コストや輸送、国際貿易に影響する可能性があるが、国内のプラス要因が下支えする見込み。一方、中東戦争や米国関税の不確実性など、海外要因に懸念が残る。電子機器やテクノロジー関連製品の需要拡大といった好材料もある。