タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)は、タイの2024年第3四半期の国内総生産(GDP)成長率が3%で、1~9月では2.3%拡大したと発表した。
タイ政府広報局の22日発表によると、第3四半期は輸出と政府消費が成長したほか、公共投資が6カ月ぶりに回復。民間消費は3.4%増、サービス支出は6.5%増、建設部門は15.5%増、商品・サービス輸出は10.5%増、輸入は9.6%増加した。
2024年のインバウンド観光収入は1.5兆バーツの見込みで、2025年も更なる成長が期待されている。
NESDCの報告によると、タイ経済は安定しており、失業率は1%、インフレ率は0.6%、経常収支は20億ドル、外貨準備高は2430億ドル。2024年9月時点の公的債務は、GDPの63.3%に相当する11兆6300億バーツだった。