カバの赤ちゃん「ムーデン」人気の勢いが止まらない。タイ動物園機構はこのほど、ムーデンに焦点を当てた慈善事業を立ち上げ、38社がムーデンの写真などを利用した商品を発売。収益の一部は洪水被害支援に充てる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ムーデンはカオキアオ動物園(東部チョンブリー県)に住む生後2カ月のカバ。可愛らしい姿が国内外で人気を呼び、これまで数千人程度だった同動物園の来場者数は、前週(10月7~13日)に7万7513人を記録(情報:タイ王国動物園機構)した。
タイ動物園機構は、洪水被災者支援と管轄6動物園の動物たちの福祉向上のため、慈善事業を開始。38社が事業に参加し、ムーデンを利用した商品を販売する。
タイ郵政公社は切手やポストカード、通信大手のアドバンスト・インフォ・サービス(AIS)はTシャツやラインステッカーを販売中。
カフェ運営のパンタイ・コーヒーは、カオキアオ動物園を含むチョンブリー県全域の支店で、ムーデンのドリンクメニューキャンペーンを実施。ムーデン関連のお土産も販売する予定。ブラックキャニオンコーヒーは、ドリンクセット「HIPPOWEEN」を販売している。