タイホラー映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』が、2024年7月5日に日本で公開される。“アップ”の愛称で親しまれるプーンパット・イアン=サマンと、“プーウィン”の愛称で親しまれるプーウィン・タンサックユーンの2大タイ若手スターの共演作で、2024年4月30日(火)正午から映画前売券付きブロマイドの販売が始まった。
販売元のイード(東京都中野区)によると、ブロマイドは5種類(ランダム)で、販売価格は税込1700円(映画前売り券:1500円、ブロマイド:200円)。抽選で10人にアップとプーウィンのサイン入りポスターが当たる。
同作品は、「第19回大阪アジアン映画祭(OAFF2024)」で、特別企画「タイ・シネマ・カレイドスコープ」に入選。怪談ジャンルの一つとして認知が広まりつつある「呪物」に特化し、「呪物に隠れた闇」が得体の知れない恐怖へと観る者を誘う物語だ。
アップはタイBLドラマ『Lovely Writer The Series』や『Step by Step』などに出演。プーウィンは『The Gifted Graduation』や『Fish Upon the Sky』などに出演している。
■『フンパヨン 呪物に隠された闇』あらすじ
“フンパヨン”それはタイに古(いにしえ)より伝わる特級呪物。出家した弟のティーに会うため、旅に出たターム。ドンシンタム島の寺院で、 ティーが住職を殺して消えたという噂を耳にする。人形(フンパヨン)に妄信的な信仰を寄せる村人たち。やがて村を恐怖に陥れる奇怪な 出来事が起こっていく・・・。
タームは兄弟の僧侶ティーに会うために旅に出る。彼はドンシンタム島の寺院で、フンパヨン(呪物)に魔術をかける彫刻家ジェットと出会う。タームは、ティーが前の僧院長を殺して逃亡したという噂を聞くが、ティーが人を殺すことができるとは思えない。彼はまた、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの信仰に疑問を抱き、村を守る霊的な存在というよりも、ただの盲目的な迷信だと考える。その後、恐ろしい出来事が次々と起こり、村は恐怖に包まれる。女性が行方不明になり、死人が続出し、あげくの果てには、曽祖父シンタムの人形が壊されてしまう。村人たちは怒りに燃え、ナイフを持った犯人を捕まえるための呪いの儀式を始める・・・。