日本初開催となるT-POP(タイの音楽)ライブ「スーパーボール・プレゼンツ・Tポップショーケース東京2024(Superball presents T-POP Showcase Tokyo 2024)」が5日、Zepp Shinjuku(東京・新宿)で開催され、タイの人気グループ4組の登場に多くのファンが熱狂した。
Superball(東京都港区)主催。タイ大使館とタイ国政府観光庁が後援。タイ人気グループのQRRA(カーラー)、PERSES(パーセス)、PROXIE(プロクシ)、Quadlips(クアドリップス)の4組が出演した。
イベントを前に各グループのメンバーが意気込みを語り、カーラーのフォンドは「QRRAとしては日本で初めてのパフォーマンスとなるので、とても緊張していますが、今日のイベントに向けてたくさんの曲を用意してきました!衣装も可愛いので、楽しみにしていてください」と語った。
パーセスのジャンは「初めて日本でショーをします。『Far too close』という新曲も披露しますので、一生懸命がんばります」、プロクシのガンは「イベントでのパフォーマンスのために、たくさんの曲を準備しました。日本のファンの皆さんに楽しんでもらえることを期待しています。T-POPがたくさんの人に広まるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と話した。
クアドリップスのヒナは「Quadlipsは出来立てほやほやのチームです。私たちにとっては日本ではじめてのライブなので、緊張とワクワクがあります。私たちなりに全力でパフォーマンスしますので、今日はよろしくお願いします!」と意気込んだ。
オープニングでは、CGM48の伊豆田莉奈と、タイでタレント・モデルとして活動中のRyotaがMCとして登場。各アーティストの紹介後にライブ開始を宣言し、会場の熱気が高まった。
トップバッターは5人組ガールズグループQRRA(カーラー)が新衣装で登場。デビュー曲のMiracleとOverture + HappyWeDay!、Vanilla、Hurry Up!を披露。可愛いらしくもパワフルかつキレのあるダンスパフォーマンスで、ライブ開幕を彩った。
続いて5人組ボーイズグループPERSES(パーセス)が登場。重力を感じさせないアクロバティックでパワフルなダンスと、暑く麗しき常夏のタイランドらしい楽曲の数々は、会場を熱く包み込んだ。Crush + Crazy Love、Stop、Silent Mode、Unnoticed、Lonely Boy、 BLURRRの6曲を披露した。
3番目に登場したのは、6人組ボーイズグループPROXIE(プロクシ)。Interlude + Catch The NightとBounce、Far too close、TouchDown、Cuteless、My Timeの6曲を披露し、6人組ならではのフォーメーションパフォーマンスで観客を魅了した。
トリを務めたのは、AKB48グループ史上初のグローバルユニットQuadlips(クアドリップス)。デビューシングル「Catch Me Kiss Me」からパフォーマンスをスタートし、や新曲OVER DRIVE、Fireboy 、LA・LA・LA LOVESONG -japanese-を披露。会場を盛り上げた。
エンディングでは出演アーティストが勢ぞろい。来場した観客への感謝のメッセージを述べて幕を閉じた。
イベントプロデューサーの寺田成昇氏は「海外の文化をもっと日本に紹介したい。タイはエンターテインメントだけではなく、観光や食べ物、コスメなど複合的な魅力がある」と話している。