13日発表のタイ・ミシュランガイド2024年版を前に、ミシュランは6日、コストパフォーマンスが高いレストラン・屋台を認定する2024年の「ビブグルマン・セレクション」を発表した。新たに32軒が加わり、合計196軒となった。32軒のうち12軒は、2024年版から審査対象に加わったサムイ島とスラートターニー本土の店だという。
ミシュランガイド国際ディレクターのグウェンダル・プーレンネック氏は、「タイは魅力的で驚くほど美味しい料理を低価格で食べられる国です。タイ全土を旅行するユニークで強い理由であり、地元住民と外国人観光客にも同様に魅力的です」と述べた。
2024年のビブグルマンに選出されたのは地域別に、バンコク首都圏68店(初掲載7店)、アユタヤ県15店(同2店)、チェンマイ県27店(同3店)、コーンケーン県13店(同2店)、ナコンラーチャシーマー県10店(初1店)、ウボンラーチャターニー県6店、ウドンターニー県9店(ミシュラン・セレクションから移行2店)、パンガー県11店、プーケット25店(初掲載1店、ミシュラン・セレクションから移行1店)、サムイ島・スラートターニー県12店(全て初掲載)。
選出された店舗は、タイ料理や日本料理、中華料理、現代ヨーロッパ料理、イーサン料理、ベトナム料理など、13種類の料理をカバーしている点が注目ポイント。タイの「食」の多様性と活気を反映しているとしている。