ミシュランは24日、タイのレストランを格付けした2023年版のミシュランガイドを発表した。今回から東北部にも審査の範囲が広げられ、441店が掲載された。2つ星は6店、1つ星には29店が選ばれた。
1つ星の29店のうち、今回初めて選出されたのはバンコクにあるBaan Tepa(タイ料理)、Haoma(インド料理)、Maison Dunand(フランス料理)、Potong(タイ・中国料理)、Signature(フランス料理)の5店。
2つ星はバンコクにある「CHEF’s TABLE」(フレンチ)、「Le Normandie by Alain Roux」(フレンチ)、「Mezzaluna」(日本スタイルのフレンチ)、「R-Haan」(タイ料理)、「Sorn」(南タイ料理)、「Suhring」(欧州料理)の6店で、いずれも2022年版で獲得した2つ星を維持した。
ビブグルマン(満足感が得られる料理を1,000バーツ以下で提供する飲食店)には189店が選ばれ、うち53店が初選出。持続可能な運営をしているレストランに授与されるグリーンスターには3店が選出された。
また今回から審査に加わった東北部のナコーンラーチャシーマー、ウボンラーチャターニー、ウドーンターニー、コーンケーンの4つの都市からは、69店が選出されている。
才能に溢れたプロフェッショナルへ授与されるミシュランスペシャルアワードは、ヤングシェフアワードにCôte by Mauro Colagreco店からDavide Garavaglia、サービスアワードにBaan Phraya店からUthit Songthoが受賞した。