マティチョン・オンラインの報道によると、タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県の保健省第9疾病管理局は13日、デング熱感染者が急増していると明らかにした。
報道によると、今年1月から9月4日までの全国の累積感染者数は8万7163人で、死者は73人。感染が最も多い年齢層は15歳から24歳。続いて10歳から14歳、25歳から34歳と、若年層での感染が広がっている。
同局の管理エリアであるナコーンラーチャシーマー県、チャイヤプーム県、ブリーラム県、スリン県の1月1日から9月2日までの累積感染者数は6349人で、死者は4人だった。昨年同期比と比べて急増しており、直近8週間(7月9日から9月2日まで)の感染者数は4181人で、今年の累積感染者数の半数以上を占めている。
感染が最も多い年齢層は、10歳から14歳。続いて5歳から9歳、15歳から24歳となっている。直近8週間の感染者数は、スリン県が最多で1426人(昨年同期274人)。続いてナコーンラーチャシーマー県は1304人(同271人)、ブリーラム県は757人(同37人)、チャイヤプーム県は694人(同80人)。
同局は域内の保健機関に対し、毎週のデング熱感染者数に警戒するよう指示している。