2022年に日本で公開された新海誠監督の最新作アニメーション映画「すずめの戸締まり」が13日、タイで公開され、バンコクの映画館には大勢の観客が詰めかけた。映画館には訪タイしていた新海誠監督も登壇。会場は熱気に包まれた。
新海監督のツイッターによると、13日の公開に先立ち、11日にはプレミア上映があり、多くのタイメディアの取材を受けるなど話題を呼んだ。13日の公開後にはサイン会が開かれ、タイの新海作品ファンらが列を作った。主人公の鈴芽などのコスプレをして来場する人の姿も見られた。
また新海監督は滞在中、水鉄砲を手にソンクラーンの水かけ祭りに参加。ツイッターで、「想像していたより激しいお祭りでした」という感想と共に、びしょ濡れになりながらも笑顔で記念撮影した写真を投稿した。
映画「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟に点在する災いの出口である「扉」を、少女・鈴芽と「閉じ師」の青年・草太が閉めていく冒険物語。新海監督によると、タイ語吹き替え版の鈴芽役は、元BNK48のミュージックさんが務めた。