タイを訪問中の西村明宏環境大臣は17日、中部サムットプラーカーン県にある日系企業の廃棄物焼却施設を訪問し、二国間クレジット制度(JCM)で導入されたフロンなどの有害廃棄物を回収・破壊する工程を視察した。
訪問したのは資源リサイクル・廃棄物処理事業などを展開するDOWAエコシステムの子会社Bangpoo Environmental Complex(BPEC)。非有害廃棄物の焼却処理と熱回収・発電のほかに、フロンやエアバッグなどの有害廃棄物を焼却処理している。
JCMは温室効果ガス削減目標を達成するための二国間制度で、パリ協定に基づいて実施されている。パートナー国へ脱炭素技術、製品、システム、サービス、インフラなどを普及・対策実施することで、パートナー国での温室効果ガス排出削減・吸収や持続可能な発展に貢献。その貢献分を定量的に評価し、日本とパートナー国は相当のクレジットを獲得する。クレジットは、パリ協定締約国が5年毎に提出・更新する義務を負っている温室効果ガス削減目標に活用できる仕組みだ。