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　タイ地元紙によると、タイ中部チャチューンサオ県ムアンチャチューンサオ郡で、バイクで移動中の女性２人が酸をかけられ、１人重傷、１人死亡する事件が発生した。死亡した女性は酸を飲んでしまい、呼吸器官をやられたことが原因と見られている。

　

重傷を負った女性（２３）は、「後部座席に座らせていた女性（２８）とは、美容院の同僚で帰宅途中だった。犯人は２人組で、バイクで走行中横付けしてきた上で、酸をかけられた。そのため、バイクを止めて助けを求めたところ、死亡した女性が悲鳴をあげた後、意識を失った。」と語った。

　また死亡した女性の仕事仲間によると、死亡した女性は「結婚して数年間一緒に暮らしていた男性がいたが、男性に浮気癖があったことから最近別れた。だがその後も、男性が復縁を言い寄ってきたが断っていた。そして私に新しい恋人ができると、顔に酸をかけてやると脅迫してきた。」と話していたという。

　その後の調査で、女性と結婚していた男性は、事件後行方不明となっていることがわかった。