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燃料価格が6バーツ急騰、ガススタに長蛇の列

2026-03-26 15:54

社会 : 燃料価格が6バーツ急騰、ガススタに長蛇の列

 タイのガソリンとディーゼルの小売価格は26日朝、1リットル当たり6バーツ急騰した。国営石油燃料基金は25日、補助率の引き下げを決定していた。



 現地メディアによると、25日夜の同基金の発表を受け、26日午前5時に新価格が適用される前に給油しようと、全国のガソリンスタンドには長蛇の列が夜通しできた。

 1リットル当たりの新小売価格は、ガソリン:49.64バーツ、ガソホール95:41.05バーツ、ガソホール91:40.68バーツ、ガソホールE20:36.05バーツ、ガソホールE85:32.79バーツ、ディーゼル:38.94バーツ。

 中東戦争の影響による燃料費補助のため、同基金は1日当たり約25億9200万バーツ、1カ月当たり約803億4400万バーツを負担。長期間の価格安定と、世界の燃料価格の変動に対応できる流動性を維持するため、補助率の引き下げで同基金の負担軽減を図る。

 また、近隣諸国との価格均衡を図る目的もある。マレーシアでは既に、1リットル当たりのディーゼル価格を32.40バーツから39.54バーツに引き上げ。タイの国内価格を低く抑えると、密輸や投機目的の買い占めを助長する恐れがあるという。

 政府は25日、燃料費補助の代わりに、低所得者や農家、トラック運転手など、打撃が大きい人を対象にした支援を決定。エクニティ財務大臣は、燃料価格の上限規制が、市場原理をゆがめ、財政損失に繋がっていると述べた。

 タイのディーゼル燃料消費量は、通常1日平均6500万リットル。だが開戦後の原油価格高騰以来、消費量は1日当たり8500万~1億リットルに増加。個人運転手のパニック買いや大規模な買い溜めが、燃料不足を招いていると指摘している。


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