タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信

　暑季を迎えて猛暑が続くタイでは、３月から４月にかけて、30人が熱中症で死亡した。昨年は３月から６月までに37人が死亡しており、保健省疾病管理局のウィラワット報道官は24日、昨年より多くの命が奪われていると述べた。


　
　プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ウィラワット報道官は、暑季に発生する病気や健康問題について発表した。

　同局は熱中症対策として、日差しを避けて屋内で過ごし、定期的に水分補給をするよう呼び掛けた。

　新型コロナウイルス感染症については、ソンクラーン後は患者が増加傾向にあるとして、高齢者や基礎疾患のある人に注意を促した。

　インフルエンザの今年の累積感染者数は12万8156人。新学期に患者が増加し、暑季は減少するが、雨季に増加する可能性があると述べた。

　デング熱に関しては、今年は2万4108件の症例が報告されている。患者の多くは5～14歳の子供で、累積死者数は22人だった。