タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)によると、2019年第2四半期(4〜6月)におけるGDP成長率が前年同期比プラス2.3%となった。前期のプラス2.8%から成長率が2期連続で鈍化した。 また同委員会は、今年のGDP成長率見通しをプラス3.3〜3.8%からプラス2.7-3.2%に引き下げた。米中貿易摩擦、水不足による農作物への影響懸念が引き下げの理由。 ただ下半期は、新政権の樹立によって、新たな景気刺激策が打ち出されることが予想されるため、若干上向く可能性もあると見ている。