29日朝、政府関係者や空港関係者、一般乗客合計375人の1人としてドーン・ムァン国際空港からスワンナプーム新国際空港へ向かう商業飛行試験機TG1881の搭乗を終えたタクシン暫定首相は記者団に対して、9月28日のスワンナプーム新国際空港の開業が確実になったと約束できる位満足なものであったと強調していました。 試験飛行機搭乗に先立って、数々の批判や工事の遅れに晒されながらも、40年来待ち望まれていた新国際空港の完成を見届ける試験飛行機に搭乗できて感無量であると語っていたタクシン暫定首相は更に、試験飛行は極めて満足できるものであった事を強調した上で、国際線の通関業務や出入国管理業務、国際線向けの手荷物搬送・仕分けシステムのチェックを行うために8月中に国外航空会社を招致して、国際線による商業試験飛行を行う方針を明らかにしていました。 一方、ポンサック暫定運輸大臣は、預け手荷物搬送システムや旅客ビル内の空調等一部に改善の余地がある問題が見られたものの、概ね満足できる結果に終わったと発言、更に一部(確かiTVかch9)のテレビ報道が滑走路上を飛行する鳥等の些細な問題はあるものの、概ね満足できる結果に終わったと報じていましたが、その鳥という”些細”な問題が命取りになる重大な問題だったりする訳なんですが。。。。 因みにポンサック暫定運輸大臣は前日に、新国際空港には改善が必要な93ヶ所の危険箇所があるとの国際民間航空機関(ICAO)のレポートについて、所詮6月に回付された古いものでしかないと一笑に伏していましたが、果たして公式な商業供与開始に必要なICAOからのお墨付きが貰えるか不安なところです。
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