各報道によると、4日午後、児童・女性権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史と人身売買行為防止取締警察局は共同記者会見を開き、8歳から13歳までの3人の実娘に対して売春を強要していた容疑で42歳の売春を生業にしている女を逮捕した事を明らかにした。
女は、主にチョンブリー県パッタヤー地区内で、8歳、9歳及び13歳の実の娘に対して外国人旅行者との売春を強要していたとされ、娘から窮状を聞いた女の夫(52)がパウィーナー・ホンサグン女史に相談し事件が明るみになっていた。
8歳と9歳の娘は夫婦との間に生まれた子供で、13歳の娘は女と前夫との間に生まれた子供だという。
13歳の娘と共にパウィーナー女史のもとを訪れた夫によると、8月18日に学校に行く時間に家に帰ってきた13歳の娘に事情を聞いたところ、7歳の時に、母親が自宅に連れてきた外国人の売春客相手に母親自らが男女の交わりの模様を娘に見せた上で、娘に対して同様な行為を強要して以来、度々娘をホテル等に連れて行き同様な行為を強要していたが、娘が売春代として受け取った3,000バーツから4,000バーツの全てが母親の懐に入っており、娘には1回につき20バーツしか渡されていなかった事が明らかになり、更に他の娘に問いただしたところ、全員が同様に母親から売春を強要されていた事が明らかになったという。
夫によると、女は主にバンコクのスティサーンやディンデーンで外国人相手に売春をやっており、自分はバイクタクシー運転手の傍らで娘達の面倒を見ていたという。
女は取り調べに対して、娘の胸を掴む等の猥褻行為を好む夫にはめられたと主張し容疑を全面的に否定しているという。
女によると、自分は廃品回収や一般請負労働を生業にしており、また夫と別れ現在別の男性と暮らし妊娠3ヶ月になっている事を夫が恨み、復讐のために自分をはめたのだという。
* 逮捕された女(覆面姿)
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