各報道によると、1日23:30頃、バンコクのマッカサン区ペーッブリー通りソーイ32前にあるクルンタイ銀行プラトゥナム支店(報道によりカーオマンガイ食堂が入居する5階建てビル)の屋上に向け投げ込まれた2発の爆発物の内の1発が爆発したが、幸い人的な被害は確認されていない。
ビル正面には、プゥア・タイ党報道官のプロームポン・ノパリット氏一族系のプラトゥナム・センターがある。
犯行に使用された爆発物は殺傷力があるロシア製のRDG-5で、現場の状況から隣接するビルから投げ込まれたと見られている。警察によると、タイの治安当局はRDG-5を使用していないという。
首都圏内で発生している一連の連続爆破との関係に関しては確認されていない。
警察は、情勢扇動目的、ないしはビル関係者が絡むトラブルが背景にあると見て捜査を開始した。
警察によると、ビルの住民の中に、酒絡みの騒音で近隣住民とトラブルになっている者がおり、また爆発発生前に目撃されていた、隣接するビルの屋上で酒を飲み交わしていた3-4人の若者が爆発発生後に所在不明になっているという。
* 現場周辺 (Google Map)
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