25日午後、有罪判決を受けた選挙委員会委員3人を”激励”する為に、3人分のアイスコーヒーとカーオパットのセットを持参して刑事裁判所に現れたチューウィット・ガモンウィシット氏に向かって、殆どがタクシン支持派で構成される選挙委員会委員3人の無罪を信じる市民集団から帰れコールがあがりました。 スクムウィット・スクエアー破壊・強制撤去事件に絡んで収監された経験があるチューウィット氏は、有罪判決を受けた3人をあざ笑う目的で食事を持ってきた訳ではない、収監された際に食事関係で苦労した経験から、3人にシンパシーを示すために食事を持ってきたと語っていたようですが、マスコミ側からは「またお得意のパフォーマンスが始まった」との声がしきりだったようです。 因みにチューウィット氏は、過去に収監された時にカーオ・パットを注文する際に看守から5,000バーツの賄賂の支払いを要求されたと告発し、最終的に看守に有罪の判決が下されていました。 また、刑事裁判所前では、200-300人の選挙委員会委員支持派の団体関係者が、傍聴を終え裁判所を後にしようとしていた民主党のステープ幹事長に飲料水のペットボトルを投げつけたり、記者からの質問に対して有罪判決を支持すると答えた市民に対して暴行を振るう等の場面も見られたようです。
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