各報道によると、首都圏警察本部は30日、21日にバンコクのプラナコン区にある印章・看板店に押し入り、店主の母親でもある寝たっきりの生活を送っていた71歳(報道により72歳)の女性を惨殺した上で、総額約10万バーツの金品を奪い逃走した容疑で、女性の面倒を見ていたことがあるミャンマー人の元使用人の女(23)をガンヂャナブリー県サイヨーク郡内で逮捕したことを明らかにした。
女は取り調べに対して、約4日前から再度使用人として女性の面倒を見ていた機会を利用して、いつもの様に睡眠薬2錠を飲んで寝込んだ女性の両手足を縛り、口をテープで塞ぎうつぶせに寝かせた上で犯行に及んだが、殺すつもりは無かったと供述しているという。
女によると、使用人として月4,500バーツの報酬で約11ヶ月間女性の面倒を見た後に、恋人が働いているラーチャブリー県内のルークチン工場に転職していが、恋人がミャンマーに帰国した為、事件が発生する4日前に再度使用人として女性の面倒を見ていたという。
警察は、タオと名乗る28歳位の女の恋人が共犯として事件に関与していると見て行方を追っている。
* 参考
バンコクで72歳女性が殺害、ミャンマー人の元使用人女が関与していると見て捜査
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