各報道によると、20日10:00前、民主党本部前に向け糞尿が入ったビニール袋を投げ込んだ45歳(報道により48歳)の男の身柄が警備員により確保され警察に引き渡された。
身柄を確保された男は元タイ軍人銀行付運転手で、6月2日にも民主党本部前に糞尿入りのビニール袋を投げ込んだとして逮捕され、その際に家の周辺で人が吸うタバコに悩まされ区役所や警察に対策を要請したにもかかわらず一切の対応が取られていなかった事に対する怒りや政府がマスコミに偏向報道を強いている事が気に入らなかった為犯行に及んだと供述していた。
また、男は先の犯行で裁判所から犯行を認めている事を情状酌量し禁固期間を10日から5日に減刑すると共に1,000バーツの罰金の支払いを命じる判決が下されていた。
警察によると、男は取り調べに対して、放送局や携帯電話、警察無線から発せられる電波に悩まされており、アピシット首相に対して対策を要請したにもかかわらず一切の対応が取られていなかった怒りから再度犯行に及んだと訳の分からない事を言っているという。
6月2日に逮捕された際にVoice TVが行なった男の元妻とのインタビューによると、男は精神疾患を患っており、約10年間精神科治療の為に入院した事があったという。
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